― 口呼吸が虫歯・歯周病を悪化させる理由 ―
2月頃から本格化する花粉症。
「鼻が詰まって口で呼吸している」「朝起きると口の中が乾いている」と感じていませんか?
実は、花粉症による口呼吸は、虫歯や歯周病のリスクを高める要因になります。
愛知県知多郡でも、花粉シーズンに入ると「急に虫歯が進行した」「歯ぐきが腫れやすくなった」というご相談が増える傾向があります。
今回は、花粉症とお口の健康の関係、リスク、予防策、歯科でできる対処法まで詳しく解説します。
1:花粉症が口腔環境に与える影響
① 口呼吸による乾燥
鼻づまりが続くと自然と口呼吸になります。
口呼吸になると、唾液が蒸発しやすくなります。
唾液には、
・細菌を洗い流す自浄作用
・酸を中和する作用
・歯の再石灰化促進
といった重要な役割があります。
乾燥状態が続くと、虫歯菌や歯周病菌が増殖しやすくなります。
② 唾液量の減少
花粉症治療で服用する抗ヒスタミン薬には、唾液分泌を抑える副作用がある場合があります。
その結果、
・口のネバつき
・口臭
・虫歯の進行
・歯ぐきの炎症
が起こりやすくなります。
2:花粉症シーズンに増える歯科トラブル
✔ 虫歯の進行スピードが早まる
口腔内が乾燥すると、酸性状態が長く続きます。
これにより、エナメル質が溶けやすくなります。
✔ 歯周病の悪化
乾燥環境では歯周病菌が繁殖しやすくなります。
歯ぐきの腫れや出血が悪化するケースもあります。
✔ 知覚過敏の悪化
乾燥や歯ぎしりが重なることで、象牙質が露出しやすくなります。
3:自宅でできる予防対策
花粉症シーズンは、通常よりも丁寧なケアが必要です。
① 鼻呼吸を意識する
・就寝時の加湿
・鼻炎治療の併用
・口閉じテープの活用
② 水分補給をこまめに
口の乾燥を感じる前に水を飲むことが大切です。
③ フッ素配合歯磨き粉の使用
再石灰化を促進し、虫歯予防効果を高めます。
④ 就寝前の丁寧なブラッシング
夜間は唾液分泌が減るため、特に重要です。
4:歯科医院でできる対策
症状がある場合は、歯科でのサポートも有効です。
✔ プロフェッショナルクリーニング
歯石やプラークを除去し、細菌量を減らします。
✔ フッ素塗布
虫歯抵抗性を高めます。
✔ マウスピース作製
歯ぎしりや乾燥対策として有効な場合があります。
愛知県知多郡で花粉症による口腔トラブルが気になる方は、早めのご相談をおすすめします。
5:受診の目安チェックリスト
以下に当てはまる方は受診をご検討ください。
・朝起きると口が強く乾いている
・虫歯が増えた
・歯ぐきが腫れやすい
・口臭が気になる
・しみる症状がある
早期対応が重症化を防ぎます。
まとめ
花粉症は鼻の症状だけでなく、口腔環境にも大きな影響を与えます。
口呼吸や唾液減少が続くと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
2月は特に注意が必要な時期です。
愛知県知多郡で花粉症によるお口の不調を感じている方は、定期検診でのチェックをおすすめします。
季節に合わせたケアで、健康な歯を守りましょう。